自宅保育は子どもの気持ちを考えるいいチャンスだった
待ちに待った保育園生活が今週より再開しました!🙌
3ヶ月半にも及んだ自宅保育、ホントにホントに長かった…。
1年の1/4以上を子どもと密に過ごしたから、そりゃストレスも溜まるし、家事ばっかしてるし、外にも出かけられないから家はすぐにおもちゃでいっぱいになるしと、忍耐力を試される日々でした。
でも一緒に長い時間を過ごしてみて、自分の中で曖昧だった、どこまでを許してどこから怒るかも、わかってきた気がします。
私のイライラメーター
今までの私はちょっとしたことで怒ってたなぁ〜と感じました。
そんな怒ってたら疲れるやん、て気づいたんですよね。
気分で怒ることもありました。
ママが疲れてるから静かにしてって思うこともあるし、話しかけないでって思うことも。
おもちゃが散らかりすぎると私はイライラしてくるタイプ。
そこにきておもちゃに気づかず踏んでしまって激痛、もうイヤになるよね。
そこからは片付けてー!ってなるのですが、あまりに散らかりすぎると、片付ける気にならなくなる娘。
私と一緒😅
おもちゃも次使う時にわかるようにと、箱にラベリングしているんですが、おかまいなしにポンポン適当に入れるし、それすらめんどくさいとおままごとキッチンの上にポンポン乗せるだけだから、キッチンの上は使えないぐらいぐっちゃぐちゃ。
それでも床に物がなくなるだけマシなんですが。
特に外出自粛期間は、おうちから一歩も出ない日もあって、体力がありあまってる長女はソファーからピョンピョンピョンピョン何度も何度も何度も飛び跳ねる!
次女のために敷いてるジョイントマットがぐちゃぐちゃに外れる。
誰もはめてくれないから毎日私がはめる。
ジョイントマットの下からゴミが出てくるし、ジャンプによる負荷でジョイントマットもズレにズレて外れてるから、ちょっと引っ張っただけじゃ全部くっつかず、引っ張ったら別のとこが外れるしってゆう負のループ。
イライラする。
的な。
お外出れないし体使いたいのはわかるんだけど、毎日これされてるとホントイヤんなりますよね。
はめてる途中に次女にパーツ持ってかれるしね。
もういっそジョイントマット外してやろうかとも思ったけど、こんだけピョンピョンされたら、下の階に住んでる方に相当響いているだろうし、ジョイントマットがなくなったらさらに響くことになるだろうから外せない。
あまりに飛び跳ねるから、下の方に迷惑って娘に伝えてもぜーんぜん聞いてくれず、怒られたすぐは1分ぐらいやめてるけど、またすぐ飛び始める。
どうしたらわかってくれるの〜⁈イライラ。
ってな感じがしょっちゅうでした。
対処法① 諦めるw
え、諦めるんかい!って思ったあなた、私もそう思います!笑
何度も何度も落ち着いたトーンで「下の階の人に〇〇ちゃんのジャンプした音がドーン!って聞こえてるんだよ。〇〇ちゃんがうるさいから出て行ってくださいって言われたら、もうこのおうちに住めなくなっちゃうよ」って伝えた上で、それでも聞いてもらえない時、諦めます。
外出自粛期間で、体力ありあまってる今だからこそ起きてることで、保育園に行き出せば落ち着くことだから。
どうしてもやめさせたいなら、テレビを付けるのもひとつの手でした。
対処法② なわとびに誘う
家でジャンプされるのがイヤだから、代わりになわとびをさせることに。
玄関から出たすぐの廊下でなわとびをしてました。
娘はまだなわとびが苦手で、1回ずつならまだ少し飛べるけど、それも2〜3回で引っかかるという感じでした。
このお休みの間になわとび飛べるようになろう!1回ずつでもいいから続けて10回飛べるようになろう!って目標を決めて取り組みました。
教えるのって難しいといつも思うのですが、苦手なことと娘も認識してるから、あまりやりたがらない。
娘は特によく聞いてマネしてみる、ということが苦手で、自己流でやりたいタイプ。
こうしてみたら?と言っても、そうやってる風に見えず、結局進歩してないように見えてしまう。
途中から、夕方にお隣りの小学生もなわとび練習を毎日してるとこに出会い、一緒に数分させてもらうことに。
お隣さんもなわとびが得意ではないようで、年も近いこともあって娘はヤル気になってくれたみたいで、5月には自分からなわとびしたいって言うようになってました。
1回ずつ途切れるけど、目標としていた10回連続で飛べることができるようになり、少し自信もついたみたいです。
次は続けて回せるようになることなんですが、またしても教えてもらった通りにやってみることができない娘は苦戦してます。笑
違うことに目を向けさせて、飛び跳ねたい願望を忘れさせるのでした。
対処法③ おもちゃが散らばってても誰かが泣くまで何も言わない
いわゆる見て見ぬふりです。笑
私がいちいち言うと楽しい気分も損なわれるし、遊びをストップさせてしまうことがいいとは思ってません。
おくるみをマントのように巻き、腰にスティック挿して、頭にはティアラつけて、なんちゅうカッコやねんって思うけど、本人はプリンセスになりきって一人芝居をしているんですよ。
「〇〇なのね!わかったわ!」とか言ってるのを見てるのはおもしろい。
だけどあまりにもおもちゃが散らかってくると、なりきって踊ってる間に何かを踏むんですよね。
もしくは激しく動きすぎて何かにぶつかる。
痛いってなって意識が妄想の世界から現実世界に帰ってきた時に、だから片付けなきゃダメなんだよって伝えます。
なりきるのだって本気だから、そんな時に片付けてよって言ったって、まーったく娘の耳には届きませんから、言うだけ無駄ってやつです。
痛い思いするまで放置ってネグレクト⁈って思う方もいるかもしれませんが、何で片付けないといけないのかを口で言ってもわかってもらえないなら、身にしみて感じてもらうのも失敗体験から学ぶという意味で必要かなと。
私自身片付けは苦手で、子どもの頃から1人部屋をもらってもぐっちゃぐちゃにしてたから、自分の血を受け継いでるんだし、そういう性質の人なんだと思います。
ずっと片付けてって言われるのも楽しくないし、と子どもの気持ちになってみることを心がけてました。
自宅保育で学んだこと
この長い長ーい自宅保育期間で私が学んだこと。
それは親目線だけで見るんじゃなくて、子ども目線でも見た上で注意するかしないか、また注意するタイミングを判断するということでした。
親も疲れてるとイライラメーターがあっという間に沸点に達してしまうから、娘のタイミングなんて考えずに片付けてー!って言ってしまうのですが、私も疲れてる時は娘を見ることを休憩。
ある程度満足がいけば止まるものです。
というのも、娘はソファーからのジャンプも目標を持って取り組んでいたようで。
ヒーリングっどプリキュアのちゆちゃん(陸上部で高飛びの選手)のマネをして部活がしたくて、ジョイントマットの何色のとこまで飛ぶって目標を持って何度も何度も取り組んでいたそうです。
陸上の幅跳びみたいな感覚ですよね。
ある日怒ることも疲れて見て見ぬふりをしてたら、「あぁ〜疲れた〜!見て!ピンクまで飛べるようになった!ねぇ〜見て見て!」と言われました。
娘は記録更新して喜んでいました。
今が5歳で、ソファーから飛び跳ねる音が下の階の方に迷惑だからやめてほしいって思うんですが、これが中学生で幅跳びを頑張っていて、家で自主練をしているという設定なら、そこまで怒ったかな?って。
むしろ、何度も頑張っていたことをほめて、記録更新できたことを一緒に喜んでたんじゃないかな?
もっと子どもがどうしてそうゆうことをしていたのかを素直に話せるスタンスでいないといけないなぁと思いました。
どうせ言っても怒られるってわかってたら、言いたくないですもんね。
お母さん5年やってきてやっと今さら気づいたんかいって思われると思いますが、日々の生活で忙しくしてると、子どもの気持ちになってみるということを忘れちゃうんですよね😅
大人目線で、大人の理由で怒っちゃう。
それじゃダメだなぁって。
子どもには相手の気持ちになって考えてみようって言っちゃうけど、自分は子どもの気持ちになって考えてるかな?って思い直すきっかけになりました。
なぁーんて言えるのは、自宅保育生活がやっと終わったからかもしれません。笑
その時はいっぱいいっぱいになって、ついつい親の気持ちやタイミングを押し付けてしまって、そんな余裕もなかなかありませんでした。
自宅保育を終えての反省です。
もう5歳、お話もそろそろ何を言いたいのか表現できるようになってきましたし、こちらの聞く耳を整えておかないといけないなと感じました。
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