妊婦が夫にやってもらえたら喜ぶ家事育児12選
妊娠9ヶ月になり、だいぶお腹も大きくなって身動きが取りづらくなってきました。
常に脈が100回/分前後なので、少し動くだけでもふぅふぅ言ってます。
家事や育児もしながら、かつ自分の日常生活を送ることでもういっぱいいっぱいですね。
妊娠中は特に夫の家事育児への協力が不可欠です。
最近はコロナ禍ということもあり、テレワークなどで在宅にいるご主人も増えているように思います。
これを機に家事育児への参加率もアップしたという男性も多いのではないでしょうか?
うちの夫は毎日出勤しないといけない仕事なので、コロナ禍と言えどあまり変わりませんが、残業や飲み会がほとんどなくなり、定時で帰ってきてくれることが増えました。
妊娠中は家事育児も思うようにできないことが多く、夫に頼りたいという女性も多いと思います。
奥さんのタイプによっては、全部自分でやらなきゃ気がすまないという方もいると思いますが、ちょっとしたことでもご主人がしようとしてくれる姿勢が見れるだけでも嬉しいものです。
妊婦が夫にやってもらえたら喜ぶ家事育児12選
妊娠初期
妊娠初期は、妊娠が判明してから妊娠4ヶ月までの約3ヶ月をいいます。
この期間は特につわりがしんどい時期ですね。
毎日気持ち悪さや吐き気と向き合う日々で、人によっては重症悪阻で入院したり毎日点滴しに通院したりする方もいます。
妊娠初期はとにかく眠気も強く、あまり食べられない、もしくは食べないと気持ち悪い、決まった物以外食べられない、食べても結局吐く、匂いがダメ等、体力とエネルギー補給がうまくいかないことが多いです。
【夫にやってもらいたい家事3選】
- スーパーへの買い出し
- 料理
- ゴミ集め、ゴミ出し
重い物を持つのは負担がかかるので、妊娠後はできるだけご主人がお休みの日にでもまとめ買いをし、運んでほしいですね。
スーパーで特に匂いが気になったりしなくても、途中で吐き気をもよおしたり、気持ち悪くてしゃがみこんでしまったり、とにかく立ってるだけでもツライです。
ネットスーパー等を活用してもいいでしょう。
料理に関しても、とにかく食べたい物なんてない場合が多いのですが、これだったら食べれるって定番の物があったりもするので、ストックは多めに用意しておいてもらえると助かります。
私は今回の夏場はほぼそうめんでしたが、1人目の時はめんつゆ系の味が全部受け付けなくなってしまい、食べれる麺は焼きそばのみでした。
その時の赤ちゃんによっても味覚は変わるので、毎回何なら食べれるのかを確認して作ってもらえたらありがたいです。
料理中は長時間立つことになり疲れやすく、また匂いにも敏感になりがちで急に吐き気をもよおしたりするので、料理どころではありません。
そもそも自分はあまり食べたい物がありませんし、何を作ろうと考えても案が出てこなかったりもします。
ご主人も仕事でお疲れでしょうし、お惣菜やコンビニ弁当、デリバリーなども利用しつつ、食費を気にしないで楽を取ることを優先してもいいでしょう。
上の子がいる場合は、とにかく好きなおかずを用意して、嫌いな物と向き合うことで親が疲弊してしまうのを避けてもいいと思います。
妊婦の母は機嫌の悪い子どもに優しく向き合う余裕はありません。笑
ゴミ集め、ゴミ出しに関しても、匂いと重さの問題で、ご主人が担当してくれると助かりますね。
暑い夏場は特に匂いも発生しやすいので、ゴミを集めながら吐き気をもよおすなんてこともあります。
【夫にやってもらいたい育児3選】
- 子どもと体を使った遊び
- 子どものグズグズの対応
- イヤイヤをできるだけ発動させない声かけ
基本的には全部やってもらえて、ママは自分の体調や日常生活と向き合うだけなら助かりますが、そうもいきませんよね。
育児面で1番気にかけてほしいのは、上の子のご機嫌取り!笑
ママは自分のしんどさで体も心も余裕がありません。
絵本を読んであげることはできても、体を使って遊ぶことは難しいです。
子どものグズグズやイヤイヤに普段は優しく向き合ってあげれても、余裕のない時はキツく当たってしまったりして自己嫌悪に。
もっと上の子のことも気にかけてあげたいし、色々してあげたいんだけど、体がついていきません。
パパには子どもと全力で遊んでもらって体力を消費してもらい、お昼寝に持ち込んでグズグズやイヤイヤを回避し、穏やかに過ごせるよう頑張ってもらえたら嬉しいですね。
妊娠中期
妊娠中期は妊娠5ヶ月〜7ヶ月までの約3ヶ月で、安定期とも呼ばれます。
この時期は人によってはつわりも落ち着いてきますが、同時に胃が圧迫され始めて気持ち悪さが続くという人もいます。
少しずつお腹も目立ち始めて、腰痛が出始めたり、疲労感を感じやすくなったりしてきます。
【夫にやってもらいたい家事4選】
- スーパーへの買い出し
- ゴミ出し
- 食器洗い
- お風呂掃除
妊娠初期に続き、スーパーへの買い出しやゴミ出しなど、重い物を持たなければならない作業はパパに行ってもらえると助かります。
匂い面から来るつわりは落ち着いてくるので、ゴミ集めや料理は少しずつできるようになってきます。
ただ、お腹が大きくなることでキッチンに立つのは腰痛や肩こりが出やすく、お腹がつっかえるため体を横にひねりながら料理をすることになります。
ひとつひとつの工程が長時間になりすぎないよう姿勢を変えて休憩を取りながら調理する、という感じになりますね。
しかし食器洗いとなると、手をずっとシンク内に入れて作業しなければならず、同一姿勢が続きます。
4人家族の我が家の場合で、食器洗浄機を使っても、入り切らないお皿や鍋類を洗ってシンクを掃除するところまで入れると約15分はかかりますね。
15分同じ姿勢で、大きなお腹でキッチンにもたれることもできず、手を伸ばして洗い続けるという作業は腰へも肩へも負担がかかります。
パパもお疲れだとは思いますが、料理はママが頑張れるようになる分、食器洗いはぜひ担当してもらえたら嬉しいです。
お風呂掃除、最近は洗剤をシュッシュっとかけてしばらく置いて流すだけでも水垢が取れる商品が出ていて、少し前に比べるとお風呂掃除の負担も減ってきました。
でも、それだけで全てが取り切れるわけでもなく、ぬめりやカビとの戦いは避けられません。
お風呂に浸かって体を温めると血行も良くなるんですが、疲れてしまうことも。
1日の終わりに近づき、残る体力も少ない中で、最後に待つお風呂掃除。
それも排水溝やカビの生えやすい場所はしゃがみこまないと掃除できない場所なため、お腹も圧迫されてツライので、パパに頑張ってもらえると嬉しいですね。
【夫にやってもらいたい育児2選】
- 子どもと体を使った遊び
- お風呂
妊娠初期に続き、体を使った遊びはできないので、パパの出番は続きます。
鉄棒やうんてい、自転車の練習、ダイナミックなふれあい遊びは妊婦のママにはツライですが、子どもには今できるようになりたい!という時期が必ずあるので、それに応えてあげたいですね。
お風呂は一緒に入るのはそこまでしんどくないのですが、お腹が大きくなってくる分、子どもの膝から下や足の裏を洗ってあげるのに前かがみになるのが苦しくなってきます。
どこかを持っていれば片足立ちができるぐらい大きくなっていればまだ洗ってあげられますが、泡もついて滑りやすく、危ないですね。
子どもが自分で足もしっかり洗えるなら、一緒に入るのもそこまでしんどくないと私は感じています。
妊娠後期
妊娠後期は妊娠8ヶ月〜出産までの期間です。
お腹もかなり大きくなり、胎動も痛みを感じる程の時も。
妊娠中期に比べて狭い場所を通り抜けることもできなくなり、妊娠前と違うバランスで姿勢をキープするため腰や肩、足への負担も大きくなってきます。
人によってはお腹が張りやすくて横になる時間が増えたり、後期つわりで気持ち悪い時間帯が増えたり、足がつりやすくなったりと、不調も増えてきますね。
上を向いて寝るのが苦しくなり、横向きが増えますが、寝返りもよっこいしょって感じなのでその度に眠りから覚める人も多いと思います。
頻尿も重なり、夜間まとめて寝れる時間も短くなるため、昼間に眠くなることも増えてきますね。
赤ちゃんに夜中も授乳するための身体の変化でもあるそうです。
【妊娠後期に夫にやってもらいたい家事5選】
- スーパーへの買い出し
- ゴミ出し
- 食器洗い
- お風呂掃除
- 高い場所の掃除や物の出し入れ
妊娠中期でも挙げた4つに加えて、高い場所の掃除が追加されました。
安全を取るなら妊娠初期からずっとしない方がいいのですが、まだ身軽なためできてしまいます。
ですがさすがに妊娠後期になると身体のバランスも変わり、高い場所の掃除や物の出し入れは転倒リスクも高まり危険ですね。
高いところに手を伸ばして破水した、という話を聞くこともありますし、ご主人に頑張って頂きたいです。
【妊娠後期に夫にやってもらいたい育児4選】
- 子どもと体を使った遊び
- お風呂
- 耳かき
- 仕上げ磨き
妊娠中期の2つに、耳かきと仕上げ磨きが追加されました。
どちらも寝転がった子どもに前かがみでしてあげないとやりづらいことですね。
座った姿勢での前かがみはお腹が圧迫されて苦しく、張りやすいです。
自分の足の爪切りや靴下を履く動作でもしんどいので、ぜひパパに頑張ってほしい項目です。
おわりに
妊娠中の不調や、やりづらくなることは人によってマチマチです。
難なくできる人もいれば、日常生活を送るだけでもしんどいという人もいます。
私は妊娠4回目ですが、年齢を重ねると共にしんどさが増えていってます。
1人目を産んだ29歳の時と比べて、35歳の今は無理ができない身体になってます。
こんなに体力なかったっけ?と悲しくなるほど🥲
その都度パートナーと話し合い、お互いがしんどくなりすぎないよう家事育児の分担ができるといいですね。