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低身長妊婦の妊娠・出産はハイリスク⁈ 病院選びは妊娠リスクスコアも参考に

 

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先日妊娠4ヶ月になり、個人病院から大学病院へ転院しました。

今回で大学病院での出産は3回目になります。

 

1回目となる第2子は常位胎盤早期剥離で子宮内胎児死亡となり、大学病院へ救急搬送され、輸血してもらいながら誘発剤を使って経膣分娩をしました。

 

2回目は前回のことがあるため、心拍が確認された後に紹介状を書いてもらい、大学病院へ転院しています。

今回と同じ流れですね。

第3子は計画分娩で、子宮口を広げるバルーンや誘発剤を入れてもらって、前回の出産日よりも早く出産できるようにしてくれました。

 

第4子の出産方法についてはまだ先生と話はできていませんが、おそらく第3子と同じ流れになるのでは?と思います。

第3子の時の先生は異動か何かでいなくなってしまったそうで、今回はじめましての先生です。

優しそうなイケメン先生で、内診は緊張しますね。笑

 

 

さて、本題の「低身長妊婦」というワードについてです。

今回の受診で初めて、先生から私が低身長であることに対してリスクであると指摘されました。

私は147cmと小柄なのですが、低身長妊婦とは150cm未満の妊婦さんのことを言うそうです。

今まで私も冗談半分で身長が小さいからお腹のスペースも短く、お腹もすごく大きくなりやすい、というようなことを周りに言ったりしてましたが、それがリスクになるとは全く思っていませんでした。

ママの身長が何cmであろうと、生まれてくる赤ちゃんは3,000g前後が平均だし、高身長の方に比べたらお腹は圧迫されやすいだろうし、しんどいんだろうと感覚的には思っていましたが。

どうやら研究で低身長妊婦がリスクになるということが証明されたようなんです。

今回の記事はこちらのリンク先を中心に参考にさせてもらっています。

 

 

低身長妊婦のリスク

 

上記のリンク先では、

身長が低い妊婦ほど、

妊娠高血圧症候群の発症頻度、

常位胎盤早期剥離の発症頻度、

そしてSmall for gestational age(SGA: 週数に比して小さい児)の発症頻度

が高いという傾向が導き出されました。

と記載されています。

※全ての低身長妊婦が合併症を発症するわけではありません。

私の妹も150cm未満ですが、妊娠中全くトラブルなく経過し、経膣分娩で自然に2人の赤ちゃんを出産しています。

今回は私の経験がこちらの研究結果と合致する点が多かったため、私自身のことを振り返る記事となっています。

 

妊娠高血圧症

妊娠高血圧症は今までの3回の妊娠で該当したことは1度もなかったのですが、今回の受診で先生に気をつけるように、と言われました。

  • 祖父母に高血圧症の既往があること
  • 35歳以上の高齢出産となること

これらは私も想像できたのですが、

  • 低身長は妊娠高血圧症になりやすい

という項目もリスクに入るようです。

血圧は普段から低い方で、妊娠中でも120を超えたことは今までありません。

しかし、これら3つの要因があるため、今回の妊娠では今まで以上に気をつけなければいけない、と感じました。

 

常位胎盤早期剥離(早剥)

先にも書きましたが、私は第2子を37週で死産しています。

早剥でした。

第1子は予定日までお腹にいての出産だったので、この時はまさか自分がそんなことになるとも全く思っていませんでした。

お腹が痛くなり始めてもまだ37週になったばっかりだし、前駆陣痛かな?程度にしか思っておらず、出血もなかったため、早めに生まれてくるのね〜ぐらいにしか思っていませんでした。

しかしその5時間後には赤ちゃんの心拍が聞こえなくなってしまい、早剥だということがわかったのです。

早剥は100〜200人に1人がなるそうで、その中でも胎児死亡となるのは500〜750人に1人だそうです。

こんな確率の低いことになるだなんて、思いもしませんでした。

ですが、早剥も低身長の方がリスクが高かったんですね。

 

Small for gestational age(SGA: 週数に比して小さい児)

第1子は予定日を超過し、40週3日で出産しました。

しっかり予定日までお腹にいたのに、生まれてきた赤ちゃんは2436gと小さかったのです。

当時の主治医には、低出生体重児にはなるけど、予定日までお腹にいたし赤ちゃんに異常もないから気にしなくていい、と言われていました。

しかし第2子のことがあり、その時の大学病院の先生に第1子のことを聞かれ、出生時の体重と週数を伝えると、第1子はミラクルベビーだったのかもしれないね、と言われました。

今回調べていて初めて知ったのですが、早剥とSGAは虚血性胎盤疾患として分類されるそうです。

第1子は臨月に入ってからのエコーで、先生が何度も計測をやり直し、何とか大きくなってるような数値を出しているように感じていたため、大丈夫かな?と思っていましたが、もしかしたら臨月にはあまり成長していなかったのかもしれません。

虚血性胎盤疾患というくくりでまとめられているのなら、第1子が無事生まれて来れたのは本当に奇跡だったんだと思います。

 

 

妊娠リスクスコア

 

今回低身長妊婦について調べる中で、妊娠リスクスコアというものを見つけました。

こちらにも妊婦の身長が150cm未満かどうかという項目がありました。

今回調べていて私も初期のスコアを調べてみたところ、12点もあってハイリスクでした。

4点以上でハイリスクとなるそうなので、かなり点数が高い方ですね。

もしどのように病院を選べばいいのか迷われている方がいらっしゃれば、こちらのスコアを参考に病院選びをしてもいいでしょう。

 

 

まとめ

 

妊娠・出産において、今まで健康に過ごしてきた人でも万が一のことが自分にも起こり得るということを身をもって体験しました。

調べすぎて不安になるのも良くないですが、知っていることでそのリスクを少しでも回避できますし、より気をつけて妊娠生活を送れることでしょう。

今回私は高齢出産になりますし、第3子の時に妊娠糖尿病にもなっていたため今回もなるだろうとの予測もあります。

切迫早産を避けれたこともありません。

書き上げてみると、なんか私色々あるなぁ。。。😥

年齢を重ねて体力もなくなってますし、無理はしないで、無事に出産できることを願います。